北京市内にいくつもある日本料理店。元来外食の頻度は周囲に比べると低いけれど(何と言っても「おひとりさま」が不得意だからね・・・)、中でも日本料理店へ出向く回数は極めて少ない。
美味しいものが食べたいと思うとそれなりのお店をセレクトすることになるし、コストパフォーマンスのよさに重きをおけば中華料理に軍配が上がる。ならば「自宅では作らないようなもの」を食べに行くことになるからかもしれない。 でも、応援したくなる老板というのはいるもので、一心のTさんはその一人。 初めてお目にかかったのは何年前だろう?まだ彼のお店が五道口の1店舗のみだった頃のはず。数年を経て、五道口のお店も嘗ての場所から移転し大きくなったし、更に次々支店も出店。 ついには建外SOHOにも立派なお店が出来た。 何時お目にかからせて頂いても淡々としていて、「儲けるぞ!」「ウマイ話は見逃さないぞ!」というガツガツしたオーラは全く感じない。 彼の足元を着実に固めながら着実に前進していく姿は誠実そのもの。 そんな彼が「美味しいマグロが食べられるお店を作りたくて」と開店したのが建外SOHOのお店。 ・マグロのお寿司 脂ののったトロに海苔の風味が利いた細巻。美味しく頂きました。 従業員の女の子達がみんなニコニコと愛想が良いのもTさんのお店らしくて嬉しくなる。 淡々として見えるその影ではきっと言葉に尽くせないような葛藤も努力もあると思うけれど、それを表に微塵も出さない潔さ、お料理やサービスが一定のレベルに達していることはもちろんだけれど、応援したくなるのは彼の人柄がそのお店に足を踏み入れた瞬間から感じられるからかもしれない。
by lingyangnai
| 2007-04-04 22:49
| お外ご飯
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