【雲南料理あれこれ】幸せに感じること

夏以来、生まれて初めて「大企業」と言われる組織の一員に加えていただいた。組織があまりに大きくて、まだまだとても「身の丈」には余る状態、「中の人」になるにはまだまだ時間が必要で、名刺を差し出すたびにまだ少し違和感を感じたりする。
そんな中、私から見たら「中の人」に当たる方々と食事をする機会を頂戴した。

仕事と言うのは何時もいつも楽しいことばかりではないし、どの職場に行っても100%満足などということはありえない。もちろん今の職場もそれは同じ。それでもこうして「中の人」達と打ち解けて話をするとき、この組織の中は空気が流れていると感じる、今の職場を得られたことをとても幸せに思う。

そして何より「幸せ」を感じることが出来る自分がとても嬉しかったりする。

実は社会人になったのは普通の人達より2年ほど遅かった。今思い返してもずいぶんと生意気な新人が有ったものだと我がことながら呆れるけれど、そんな私に社会人のイロハを教えてくれたのは社会人デビューをした最初の職場だったことは間違いない。
そんな職場には「五つのエチケット」と呼ばれる心構えがあった。
・「はい」という素直な心
・「すみません」という反省の心
・「おかげさまで」という謙虚な心
・「私がします」いう奉仕の心
・「ありがとう」という感謝の心

こうして文字にして眺めてみればごくごく当たり前のことばかりでけっして特別な心構えではないけれど、これを実践するのはなかなか難しかったりする。ついつい「でも・・・」と言いたくなるしちょっと良い評価をもらったりすれば心の中で快哉を叫んだりしたくなる。そんな時こそこの五つのエチケットを思い出さなくてはいけない。
こういう「出来そうで出来ないこと」をきちんと教えてくれる職場に出会ったことは自分にとってとても幸せなことだと思うし、当時の私の不満は自分自身があまりに未熟だったからなのだと痛感する。

もし、15年も前にこの五つのエチケットに出会っていなかったら、今の職場を得ることは出来なかったかもしれない。更に、今の職場の人たちでなければ今夜食事の席でこの五つのエチケットを思い出すことも無かったかもしれない。

何か有った時に省みる心構えを与えてくれた最初の職場、ケラケラと笑いながらの何気ない会話の中から社会人としての初心を思い出させてくれる今の職場を得られたことはとても幸せなことなのだと感じるひと時だった。

a0069195_0281756.jpg・雲南料理あれこれ
雲南料理と言えば「過橋米線」「雲南ハム」「キノコあれこれ」が思い浮かぶ。中国歴の長いK老板、Sさんセレクトの雲南料理はバラエティー豊富でどれをとってもとても美味しかった。

中国語でのスピーチもサラリとこなす老板が鞄の中から数枚のルーズリーフを取り出し「今中国語の4字熟語を勉強してるんだよね」とおっしゃった時、改めてこの職場を得た幸せと、「謙虚」と言う言葉の意味を改めて感じると同時にわが身の努力不足を深く恥じた。
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by lingyangnai | 2006-12-26 00:46 | お外ご飯


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