ゴルフ色々

私の人生に「ゴルフ」という楽しみを授て下さったお二人のことは先日書いた通りだが、「ゴルフの楽しみ」というものを授けてくれたコンペ「北京ジャイアント」の忘年杯が行われた。
お天気にも恵まれ、今年最後になるかも知れないラウンドを満喫した。

出来れば自分のベストスコアを1打でも更新して今年のラウンドを終了したいと思っていた私にとって今日の結果は「満足」ではなかったけれど、「ラウンドの楽しさ」は充分に満喫させていただいた。

師範が初めてゴルフというものに触れる私に教えてくださったことは有る意味「ゴルフの厳しさ」だった。故に、練習をスタートしてから1年半もの間コースに出ることが出来なかった。
言葉にするのはとても難しいのだが、技術と精神の両方を兼ね備えた師範が語るゴルフは私にとってはとても崇高なもので、「コースデビュー」のハードルはそれはそれは高かった。
お上手な皆さんと混じってコースに出るなどおこがましい、と言う気持ちが常に私の中にあった。

ジャイアント初参加は私にとっての人生2度目のラウンド、ご一緒させていただいた方々はルールも碌に知らず、下手くそな私を連れてのラウンドでさぞかし大変な思いをされだろうということは想像に難くない。それでも18ホール回る間ずっと「慌てなくていいから」「ゆっくりでいいですよ」「失敗しても気にしないで」と温かく励ましつづけてくださった。
もちろん下手なことは自覚していても、周囲を見渡すだけの余裕がない私にとって誰からも責められず、迷惑そうな表情もされず、温かく受け入れてくださったことは本当に嬉しかった。

初ラウンドから1年3ヶ月、いまだに「上手」にはならないけれど、やはりジャイアントの皆さんは
辛抱強く付き合ってくださる。

嘗ては「ゴルフ場に行く」と思うだけで緊張してしまい夜は眠れず、朝も早々に目が覚めてしまい
2時間程度の睡眠しか取れなかった私だったのに、今は日常生活の中に自然とゴルフが存在するようになっている。
月曜日から金曜日までは仕事に行って時間が出来たら練習し、週末はチャンスがあればラウンドする、そんなサイクルが出来上がっている。
1年3ヶ月前を思えばビックリするような変化だ。
ジャイアントは私にとって手の届かないような高みに有ったゴルフを身近な高さに引きおろしてくれたコンペでもある。

また、今年の春先は日常生活で精神的に辛いことが重なった。更にゴルフを通じて己の中に潜む傲慢極まりない部分を自覚するに至って、自分自身の身の回りの全てが嫌になってゴルフそのものをやめてしまおうかと考えた。そんな時にもジャイアントに参加する方から本当に心のこもったメールをいただいた。

「たかがゴルフ」と片付けてしまうには余りに奥深く、18ホールご一緒させていただくとその人となりが否応無しに分かってしまう。大雑把に見えて実は細やかに分析をする人、ぶっきらぼうに見えて周囲に細やかな心配りをする人、またその逆もあり・・・。

私自身のゴルフはやはり自分自身の性格を大いに反映して雑で大雑把、出たとこ勝負の真に荒いゴルフだが、今後少しでも細やかで、確かな技術に裏打ちされた綺麗なゴルフが出来るように、また謙虚でご一緒していただく方々に迷惑をかけないだけの気配りの出来るゴルフが出来るように精進したいと思う。

今は亡き伯父が「ゴルフ場でなら何時死んでも本望だ」というほどにゴルフを愛していたのはなぜなのか、ほんの少しではあるけれど分かるような気がする。

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・忘年杯宴会より
(この後も続々とお料理を出していただいたのに、賞品選びと食べることに忙しく写真は無し)

今年は北京で暮らし始めて以来、色々な意味で最も苦しく辛い1年だった。
忘年杯を境に、今年の辛かったことを忘れて、新たな気持ちで来年に向かえますように・・・
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by lingyangnai | 2005-11-27 01:44 | 徒然なるままに


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